3世代にわたり愛され続ける価値。 レナウンだからこそ、できること。

代表取締役社長 北畑 稔

親から子へ、想いとともに受け継がれていく価値。

レナウンは創業百年を超える企業です。親子3代にわたってレナウンの服を愛用してくださるお客様も数多くいらっしゃいます。わたくし自身も若い頃にアーノルドパーマーの傘マークのポロシャツを愛用していて、今ではわたくしの子供世代の方々が「アーノルドパーマータイムレス」というブランドを家族で楽しんでくださっています。また、息子の就職や昇進を祝してダーバンのスーツを一緒に買いに行った、というエピソードもよく耳にします。そこには父の、あるいは祖父の、長い着用体験があればこその信頼があります。
ひとつの企業が3世代、4世代にも渡る着用体験を持ち、今も支持され続けているというのはファッションビジネスの世界では稀なこと。ただ新しさを追いかけているだけではこういった価値は醸成できないものです。
服そのものの上質さや品格はもちろん、服とともに親から子へと受け継がれていく「想い」や「物語」を想像し提供していく-それがレナウンの強みであり、これからも変わらない願いでもあるのです。

ものづくりの意志が愛着のある服を生む。

新たなトレンドや価値を創出しながらも、わたくしたちレナウンが常に大切にしていること、それは「ものづくりと品質」。毎日のように袖を通し、一日の大半を共にすることで初めて実感する心地よさや美しさにこだわり続けています。
たとえばダーバンの商品のいくつかは、日本ならではの染色や織りの技術を用い、宮崎の自社工場で一着一着丁寧に縫製されています。これらは、一般社団法人日本ファッション産業協議会が主体となって実施している事業“J∞QUALITY”の認証も受けています。“J∞QUALITY”は、染色、織布・編立、縫製、企画・販売の全工程が日本国内で行われているものにだけ付与されるもの。通常のメイドインジャパンと呼ばれるものとは一線を画し、純正の国産品として世界からも注目を集めています。
こうしたものづくりの確かさがあって初めて、お客様の悩みや課題を解決したり、豊かなライフスタイルを創造したり、自己表現や自己実現のお手伝いをしたりと、お客様に合わせたさまざまな価値を提供できると考えています。

豊かな個性を持つ「人財」とワークライフバランス。

レナウンでは、人こそが財産。豊かな「人財」を発掘・活用するために、ダイバーシティすなわち多様性を大切にしています。性別、人種、年齢や障がいの有無に関わらず活躍できる体制を推進し、“LGBT-レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー”の方々への取り組みもいち早くスタートしました。というのも、わたくし自身が海外勤務が長く、極めて優秀で感性豊かなLGBTの方々と数多く仕事をした経験があったからです。
また、すべての人にとって働きやすい環境づくりのために、ワークライフバランスの実践にも力を入れています。仕事というのはアウトプットだけでなく、良質なインプットが必要。仕事以外でもいろんなものを見て経験し、「今、世の中に何が起こっているんだろう。人々は何を感じているんだろう」と考える習慣を身につけてほしい。そして家族や友人と共に過ごす時間や、あたたかなつながりを大切にしてほしい。そういったことのすべてが、充実した仕事をすることにつながっていくのだと思います。

President profile

  • 好きなファッション
    価値が確立されていて、用途がはっきりしている服。そういったものを長く愛着を持って着ることに喜びを感じます。
  • 休日の過ごし方
    子供のサッカーチームの下働き。線を引いたり水をまいたり(笑)。あとは釣りやバッティングセンターによく行きます。
  • 日々の習慣
    コンビニ、スーパー、ホームセンターなど、人の日々の暮らしが感じられるお店へ行き、人々が今何を必要としているかを考えること。
  • 好きな言葉
    「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」(二宮尊徳)。
  • 新入社員へのメッセージ
    何事もうまくやろうとすると見透かされるが、「一生懸命」は人の心を打つ。これは新入社員に限らず、ある程度のポジションになっても同じです。